ぶうたが不調になった7月に
先生から「なんでも食べさせて」と言わました。
その言葉のインパクトは、恐ろしいほとでした。
腎不全になってからは、療法食のフードを食べていました。
おやつは、ヒルズなどから腎不全用の3種類ぐらい。あとは、おいもやビスケットなど。でも、ぶうたの先生は、モチベーションにかかわるから「おやつぐらいは、いいよ~」というスタンスでした。
ぶうたが、おいも好きなわけではなく、私が、それしか選ばなかったのです。
そんな生活を、腎不全の発覚から3年してきました。
ずっと我慢してきた食べ物を、さぁ、なんでも食べて~
と、なったのは、それまで食べていたものを、食べられなくなったから。
6月に、こんなの出したら、狂喜乱舞してただろうなぁ。
7月に不調になったとき、
最初は、なんとか腎臓ケアフードを食べさせたい
でしたが
数日で、フードうんぬんをすっ飛ばして
なんでもいいから食べさせたい
に変わりました。
先月、フードを食べられたときは
できるだけ、おやつよりも、フードを食べさせたい
でした。
そのとき、「なんでもいいから食べさせてあげて。すぐに食べられなくなるから」というコメントをもらいました。その時は、えっ?!と思いましたが、その通りでした。
ペッツルート 素材メモシリーズ、お世話になりました。それだけを食べるので、あわてて追加注文を何度もしました。追加分が届くと、食べない~と繰り返しましたが、次第に、初めてでも、食べないものが増えました。
ジャーキーはタンパク質なので、いままで避けていました。
食べなくなって困り果て、バッグの底に眠っていた、もらった エゾジカチップスを出したら食べたので、それから買い集めました。一口も食べないものもあれば、3回ぐらいは食べ続けるものもありました。今は、馬肉ジャーキーです。同じ鶏でも、メーカーや部位の違いで、食べたり食べなかったり。
ウェットフードと違って、2週間ぐらいは保存していますが、一度も食べようともしなかったものは、見たくないので捨てていました。あぁもったいない。私が食べられたらいいのに。
今日も砂肝軟骨サンドを食べましたが、少ない。食べ続けられず、口からポロリ。ウェットフードを無理強いするのも疲れさせると思って、控えめに(私基準)してみましたが、ベロで触れるけれども、お腹へは届きませんでした。
これはよさそう、と思って購入したけれど、使えなかった、不評だったものも数多くあります。犬用ソーセージ、最初は薬を入れて重宝しました。先生に、人間用ソーセージでもと教えてもらいましたが、それは人間が食べることに。
明日は、燃やせるゴミの日。日にちがたったフード&おやつを処分します。私が食べられたら、ほんとにいいのに。プレイアーデンのウェット(牛)なんて、高級コンビーフみたいなのになー。
欧州日本人医師会緊急掲載:新型コロナウイルスQ&A⇒こちら
イタリアの小説家パオロ・ジョルダーノのエッセイ『コロナの時代の僕ら』「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」著者あとがき公開中⇒ こちら
【今日の一句】
そしてまた 見知らぬフード 注文する