2週間がたったので
いただいたお花を、私が抜いたりまとめたり
妙なアレンジになっております(汗)
トイレシートを敷き詰めていた場所が、お花でいっぱいに。
ぶうたが敷いていたマットなどは、
センターなどで使っていただけるというので
新潟動物ネットワークへお持ちしました。
17年前、犬の譲渡してもらおうと思って
動物ネットワークの岡田さんにメールして以来のおつきあい。
片付けていると、先代ぶうこからのものが続々と出てきました。
クレート、サークル、ベッド、水皿。
こんなにあったっけ、と驚きます。
片付けた部屋が、やたらと広く感じます。
動物病院へも、ご挨拶とお支払い(清算)にうかがい
先生と、しばし、お話しました。
火曜日の午前4時、トイレに起きたとき
トイレシートと水皿の中間地点で倒れていたぶうたを見つけた
とを先生に話すと、
ぶうたが、私とダンナ隊長を思いやってくれたんだね
と、言ってくださいました。
日曜日に往診してくださったとき、
金曜日の夜から咳が連続していたのに
なぜ、日曜日に連絡を?と思われたそうです。
金曜日に動物病院から戻ってから
たくさんおやつを食べたし
先週よりも、体重の減りも少なくて
これは12月も大丈夫かもと、ちょっと思いました。
一方で、末期と言われていたので、
土曜日の受診をためらっていました。
11月を乗り越えたことで、
少し、力が抜けたところもありました。
先生は、「土曜日に受診に連れてきていたら、
途中でどうなっていたかわからなかったね。
最期はおうちで、よかったね。」
と言ってくださいました。
よく晴れた日曜日だったので
窓際のぶうたと先生に
暖かな太陽がさしていました。
先生が帰るとき、玄関で見送ろうとしたら
「(離れないで)見守ってて」と言われました。
あぁ、もうそんなに迫っているのだと、わかりました。
月曜日。
連続する咳は止まったものの
機関車トーマスのような呼吸は止まらず。
食べ物を口するどころではありませんでした。
水皿を差し出すと、ベロが空を切ります。
なんとか、水に届くように水皿の位置を変えると
息を吸うタイミングで、必死に飲みました。
いつもは、少量の水をやっと飲んでいたのに、
溺れる人が水を飲むように、がぶがぶ飲んだのです。
呼吸が荒くなってからは、
ずっと目を見開いていたのですが
夕方、ぶうたの目が細くなりました。
楽になって眠れるのかな、と思ったら
涙がにじんでいるようにも見えて
そのあと、瞳がちょっと揺れ出しました。
これは、もしやと思ったら、止まりました。
先生から、「二匹とも(最期は)同じ病気(僧房弁閉鎖不全症)でね」と言われました。ぶうたは腎不全とダブル。
ひそかに、先代ぶうこのように
心臓で苦しまずになら、、、と思っていたのですが
先代ぶうこのブログを見返してみたら
「利尿剤を使うこともなく、血を吐くことも、咳が止まらなくなることもなく本当によかったね、と先生にも言われました。」
と書いているではありませんか~!
すっかり忘れてた
先代ぶうこが経験しなかったこと
ぶうたは全部やったのです。
ぶうたが倒れていた場所に、吐血はありましたが
うんちはありませんでした。
先代ぶうこは、大きなのがあったけれど
ぶうたは、何も食べていないからと思いました。
水をたくさん飲んでいたので、もしやと見ると
夕方と同じ場所のペットシートが
たっぷり濡れていました。
もう冷えていました。
寝る前に、しっこをしなかったので
ベッドの周囲にペットシーツを敷いたのに
いつもの場所まで来ていたことに驚愕。
水皿の重さをはかってみると
わずかに水が減っていましたので
そのあと、水も口にしたと思います。
そしてベッドには戻らず。
倒れるとき、音がしなかったのでしょうか。
私はともかく、ダンナ隊長も目が覚めないなんて。
月曜日に、ベッドの近くでしっこしてたときは
どんという音がしたので見に行くと
ベッドにもたれかかっていました。
最期は先代ぶうこと同じ、心臓でしたが、
7月からは、腎不全で食べられず、つらそうでした。
恐れていた腎不全による激しい痙攣は、一度もありませんでした。ゴール前で、何度も繰り返すであろう激しい痙攣を、こんなやせこけた体で耐えられるのだろうと恐れていました。それを避けるかのように、最期の3日、全力疾走で、ぶうたはゴールで駆け込みました。月曜日の夕方、しっこのあと、ベッドへなだれ込んだ姿は、まさにそれでした。
夜、ぶうたのベッドを私のベッドの隣に寄せて、ぶうたに挨拶するのが最近のルーティンでした。毎日言うこともほぼ同じ。
「ぶうたに会えてよかった」
「うちに来てくれてありがとう」
「ぶうたがいて、幸せだよ~」
月曜日、うっかり「幸せだったよ~」と言ってしまいました。
そして、最後に「あしたもよろしくね」と言ってしまいました。
毎晩、これが最後かもしれない
と思っていたから、「あしたもよろしく」なんて
言ったことなかったのに。
冷蔵庫や、棚に残ったおやつ、フードを
燃えるゴミの日の火曜日に片付けました。
でも、冷凍庫に、ハーゲンダッツがありました。
ぶうたが2ペロ、私が3口ぐらい、いえ10口ぐらい食べてました。
これは、まだ食べられません。
火曜日の午前4時。
トイレに起きたダンナ隊員が
ぶうたの呼吸の音が聞こえないことに気がついて
部屋の中央に倒れているぶうたを見つけました。
また、ダンナ隊長に先を越されました。
今度こそ、私の腕の中で
「いいよ~、ぶうた、上手だよ~」
と、声をかけて送り出す予定だったのに。
またしても、知らない間に。
しかし、ぶうこのときと違ったのは、
「おつかれさま」と声をかけたことでした。
そして、「よくがんばったね」。
失うのは限りなく寂しくて悲しくつらいです。
先代ぶうこを見送った経験から、
それは見当がついていましたが
今回は、プラス 放心状態です。
廃人?歳かな。
先週から、朝4時に目が覚めなくなりました。
今週は、朝の補液の時間も、ぐーすかぴーになりました。
お菓子もおしくいただいております。
【ぶうたの一句】
おらの名を 呼べばなにかを 思い出す
つまさん、お辛い中
丁寧に教えてくださって
ありがとうございました。
ぶうたさん、やっぱり天晴れでしたね。
可愛いだけじゃない。
さすがです。
そして、つまさんと隊長殿はもちろん
先生やワンコ友逹の皆さんとの
優しい関わりの深い犬生だったと思います。
辛いことを経験した分
それよりずっとたくさん
愛情に包まれていたんですね。
まだまだ放心していて当たり前ですよ。
少しずつ、ゆっくり心を癒していらしてくださいね。
先日の大雪の後の 今日の暖かい日差し。
これだけでもホッとします。
命あるものを 最後まで引き受けるのが飼い主とわかっていますが 見届ける辛さはあります。
親たちや犬たち。7回送ってわかったことがあります。
相手へのこちらの想いに依って お別れは
違うものになるのだと気づきました。
ワンコさんを送るのは その最たるものです。最初から最後まで ずっとそばに居たのですから。
ずっと祈るようにお世話してきたのですから。
それが辛くてペットとは暮らせないと思う方も多いですが 私は犬たちの凛とした生き方に惹かれます。
ぶうたくんのがんばり。
つまさんのがんばり。
ワンコさんと 伴走する飼い主さんが
ますます好きになりました。
つまさんの これからの人生に
ぶうこさんとぶうたくんが まだまだ寄り添うはずです。
ぶうたさんが ぶうたさんらしい感じで
旅だったのかなあ~っと 思います。
さすが!って 思うし
もう少し とも 思うし
寂しい冬になります。
★ emihanaさん
こちらこそ、こんな内容を読んでくださって
ありがとうございました。
ここに書くことで、心を整えている気がします。
やっと2週間、もう2週間という感じです。
先代ぶうこのときも、2週間で書いていました。
最近は、闘病中ではなくて、元気なころの姿で
ふらっと、そのへんから出て来そうな気がします。
★ 三匹の母さん
年末から、また大雪に警戒だそうですが
去年はとても楽だっただけに、
今シーズンは堪えそうです。
ぶうたの里親募集のページに
「終生かわいがってください」と書いてありまして
そのときは、当然のことと受け止めましたが
いやいや、こんなに苦しいものとは、、、汗
病気によるとは思いますが、先代ぶうこのときとは、比較になりませんでした。二頭を比べて、関わり方もずいぶん異なり、いろいろ思うところがありました。わんこは家族といいますが、子供のような存在だっただけに、なかなかつらいですね。
★ BOSS母さん
甘えん坊だったのに、最期は人知れず、というのが解せません。今度こそ、私の腕の中での予定だったのですが。ぶうたの方が、一枚上手でした。
これ以上は、苦しんでほしくなかったので
もう少しとは思えないのですが
こんどこそ16才が目標でした。寂しいです。
ワンコはみんな精いっぱい、そして淡々と
犬生を生き切りますね。
茶々と暮らし見送って、茶々のお友達ワンコの最後を
垣間見させてもらう度に思います。
ヒトはなかなかワンコのようには生きられないし、
逝けないな~って思います。
ワンコって最後の最後は、最愛であろう飼い主に
その姿を見せずに逝くの?
茶々もほんの3分ほど私が寝落ちした瞬間に
逝ってました。
私はその3分は茶々が仕組んだと思っています。
つまさん、ワンコ用品、全部片づけちゃったのですか?
また、一から買い集める羽目になりますよ。
私もそうでした。
★ 松の実さん
おっしゃる通りです。今回、先代ぶうこのときに気が付かなかったことを教わりました。これからは楽にいく、なんてことは夢見ないことにします。
茶々さんマジックですね!私は、今度こそと思いましたが、腕の中でなんて、土台私には無理だった気がします。おそらく、あらぬことを絶叫してたでしょう。ぶうたの気遣いだと思います。
全部、片付けました。ぶうたにしたことを、10年後?の私ができるとは、とても思えません。
つまさん、お疲れ様でした。
ぶうた君、頑張ったね。
どの日の日記も俳句も
つまさんの気持ちが手に取るように
伝わってきました。
読ませて頂きながら
ハナと過ごした最期の日々を思い出しました。
ハナはちょうど10年前の今日辺りから
調子がおかしくなりました。
つまさん、どうかゆっくり身体と心を休めて下さい。
ぶうた君もぶうこちゃんの傍らで
つまさんに感謝の気持ちでいっぱいだと思います。
ぶうた君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
★ mikihanaさん
年を越すのは難しいと先生から聞いて
11月はがんばれたように思います。
ぶうたは、最後までよくがんばりました。
申し訳ないぐらいです。
最後にハナちゃんとお会いしたのは、11年前でしょうか。
車のクレートに、ぴょんと乗り込む姿に
元気いっぱいで驚いた記憶があります。
先代ぶうこの最後の旅行でした。
ぶうたとは、これが最後と思わず、のんきに旅行してしまいました。