むかし、新潟に、忠犬と呼ばれたワンコがいました。
たまは、雪崩にあった飼い主の命を、2度も救いました。
たま公と写真を撮っていると、「犬と犬だ~♪」と、言う声が。
そのあと、桜を見ながら
空中回廊を歩いて、やすらぎ堤まで歩きました。
やすらぎ堤は、信濃川のほとりです。
向こうに見えるのは、昭和大橋です。
新潟地震(1964年)のとき、液状化で、橋げたが落ちてしまいました。
アパートが、ぱったりと倒れた写真は衝撃的でした。
新潟市の街も、津波の被害を受けたそうです。
そんなことがあったのが夢のように
新潟市の桜が満開です。
ここのところ、出かける気分にならなかったけれど
満開の桜を、ぶうたと見ることができました。
白山公園は、ぶうことも歩いた思い出の場所です。
やはり二週間ほど、季節の歩みが遅いのですね。
こちらは、そろそろ八重桜になります。
本当に、色々な事を考えると重苦しくて
ただでさえ鈍い動きが、更に更に鈍くなりまして・・・。
ぶう君みたいな「わんこ」が居てくれたら
どんどんお外に出れるのかなあ・・・。
それでも良いお話が1つありました。
時々、のぞいていたガーデニングのブログ。
何気なく見たら「浪江町の親戚が、わんこを置いてきたしまった」と書いてあったんです。
それが3月の23日でした。
でも、保護しに行くという感じが無かったので
「まだまだ中には入れるし、保護に動いている団体もあるので
どうか諦めずに、手を尽くして欲しい」と初めて書き込みをいたしました。
そして、実際に浪江町に入って、自分で保護してきた飼い主さんの
書き込みを見つけたので、そちらの紹介もしてみました。
でも、その事に関しての更新はなく、一か月経ってしまいました。
去年の10月に腫瘍のために片目を摘出したという「わんこ」。
写真を見てしまったので、素朴な愛らしさの「ミックスわんこ」の姿が頭から離れず・・・。
「お気に入り」から外そうかと思い、久しぶりにのぞいたら
ブログの主のお家に引き取られていました。
ここ一か月の「澱」が、やっと取れました。
嬉しかったなあ。
「わんこ」の飼い主さん一家、新潟に避難しているそうです。
満開だね~♪ みんなタマちゃんと記念撮影するんだね!
綺麗ですね~そんな素晴らしい忠犬が居たのですね。
ほんと、犬と犬で可愛いですね。
日本海側は津波はあまり心配しなくてもと聞きましたが、
絶対では無いですもんね。
地震国なので仕方ないですが、もうとんでもない被害になる
地震はゴメンです。
お兄ちゃんのモデルっぷりに見とれていましたが
久しぶりに ぶうこさんの笑顔を見て、、、
いろいろ思い出しました。
今一緒に暮らすデヴィも すでに大切な我が子ですが
旅立った子達も やっぱり 特別な我が子です。
もしかして つまさん お誕生日でしたか?
違ったら ごめんなさいです(笑)
★takiさん
南北に長い新潟県では、新潟市の桜は散り始めましたが、まだつぼみの地域もあります。
県内めぐれば、2週間くらいお花見できそうです。
地震と津波の被害からの復興も、とても大変なことと思います。
しかし、さらに大変なのは、いつ終息するのかわからない原発。
ワンコ、にゃんこを置いてきた住民の方のなかには、罪悪感から、そのことを言い出せない方もいらっしゃるのだそうです(涙)
「原発は怖いけれど、生きてゆくためにはしかたがない。」という声が、柏崎市では、あるそうです。重苦しい気持ちになります。中越沖地震で、柏崎刈羽原発は停止したけれど、火災が起きたことが、福島の教訓にならなかったことが悔やまれます。
外に出る気分になるには、ちょっと無理がありますけれど、出てみると、気持が晴れますね。ぶうたと一緒のせいでしょうか~♪
★タイコさん
相棒くんも、写真とりにおいで~♪
タイコさん、たま公に乗ったら、ダメだよ。
★クロキャッツさん
忠犬たま公の像は、新潟駅にもあります。県内3ヵ所にあるそうです。
ぶうたも、少しでも、たま公にあやかってほしいものです。
私も、日本海側は、津波は来ないと思いこんでいたのですが
新潟地震では、柏崎市にも津波が来ていたそうです。
地震はどこにでも起きて、津波も来るのだと、想定して準備しなければですね。
新潟平野を見ていると、今回の津波の映像とオーバーラップします。
★BOSS母さん
毎年、同じ時期に、同じ場所へ出かけているので
どこへ行っても、ぶうこ姉と来た場所になります。
そして、気がつくと、同じことをやってます。
ぶうこ姉が旅立って1年以上経ちましたが
ぶうこと、上手にバトンタッチしてくれた気がします。
ぶうこのように特別なコが、この世にいるはずがない!と思っていたのですが
ぶうたは、また格別です。
ありがとうございます。やっとお酒が飲める歳になりました(笑)
避難するときに「動物も一緒に」が当たり前になりますように!
★takiさん
そうですね!
阪神淡路大震災と中越地震の経験が、今回生かされたところが多かったと思います。
けれども、原発による避難は、着の身着のまま、バスに載せられて、避難所をいくつも移動
するなど、人間もまったく想外でした。
今後、原発の交付金を受けている自治体だけでなく、近隣自治体も想定しなければ!
と強く思いました。ぶうたと一緒に、どこへ逃げればいいのやら。