台風で大河津分水に想う

  ( 8年前のオラ )
( 8年前のオラ )

昨日のラグビーワールドカップ、すごかったですね~

台風の雨風も予想ほどでなく、被害もありませんでした。

ところが

通過後の真夜中に

スマホから通知が
信濃川(千曲川の続き)中流が氾濫警戒水位に
警戒レベル4

 ( 下流は平常 )
( 下流は平常 )

昼ごろには青空なのに

信濃川中流が氾濫警戒水位を超え
中流の自治体で避難勧告が、、、

( 中流で氾濫水位超え )
( 中流で氾濫水位超え )

大河津分水が氾濫警戒水位を超えて
旧分水町(燕市)、長岡市が避難所開設

信濃川が氾濫?!歩いて橋を渡ったら15分かかる
渡りたくない信濃川が、、、、、、
中州で長岡花火あげてる信濃川が、、、

そんな、まさかが、ひたひたと迫ってきました。
青空なのに。

 ( 上流は千曲川 )
( 上流は千曲川 )


信濃川中流、大河津分水が氾濫警戒水位を下回る!

ラグビー日本代表勝つ

安堵して眠ることができました。

  ( 水位の推移 )
( 水位の推移 )

今朝は避難所閉鎖となり、あとはこれからの雨次第でしょうか。

それにしても、前日の千曲川の惨事が
翌日、千曲川の下流である信濃川につながるとは夢に思わず
スマホを聞いた時、どこかのダムの緊急放流かと思いました。

 ( 千曲川は信濃川に )
( 千曲川は信濃川に )

前日に、信濃川を見たとき、やけに水が多いな~なんてのんきに構えていた自分。

改めて、信濃川中流から、日本海へ水を排出し、下流を守る、大河津分水の偉大さを認識しました。

 ( 大河津分水 )
( 大河津分水 )

ここの大河津分水資料館は、これからは、涙なしには見られなくなりそうです。洪水時の浸水想定は、こんな感じなのです

1枚目の画像は2011年、古い大河津分水の前の写真です。

最後の画像は、2011年の稼働した現在の可動式のもの。下流への水量を調節できて、不要分だけ日本海へ流すことができます。

今回、大河津分水の機能が発揮されましたが、ダムのように限界に達したら、、、新潟平野が、新しい「潟」にならずよかった。

【ぶうたココロの一句】

こんなとき 古い写真を 出さなくても

こちら ↓ おしていただけると うれしいです。


「台風で大河津分水に想う」への6件のフィードバック

  1. つまさんのところは何も被害がなくよかったです。
    ちょうど東北地方を台風が通過する時刻にNHKのWeb TV Liveを見ていたのですが、千曲川の堤防決壊の様子を見たのは衝撃でした。アナウンサーがずーっと少しでも命が助かることを最優先に、、、とか、助けは必ずきます。諦めないで、、、、とか繰り返していました。川の近くに住んでいる方は大雨が降る度に、怖い思いをされるのでしょうね。

  2. ★ pharyさん
    晴れているのに、洪水警報は初めての経験でした。
    千曲川の映像、むかしの多摩川の再来かと思うほどでした。洪水時の浸水想定ハザードマップが自治体にあります。それは大変正確で、切なくなるほどです。台風2日後になって、栃木、福島、宮城の被害に絶句しています。まだ明らかになっていない場所もあるのだと思います。

  3. 弥彦山の上から眺めた越後平野の穀倉地帯は
    大河津分水に守られていると ききました。
    今回はまさしく そうだったのですね。

    川を波打って遡っていく水を 画像で見た時には 津波の時と同じと思いました。
    21もの河川が決壊したそうです。
    あの時 バスの車窓から遠くに眺めた 柏崎原発の建物。自然災害のたびに 誰しも不安になる原発は確かに存在していました。

    千葉の風台風。今回の雨台風。
    最近の激しい嵐は 地球温暖化の影響のようですが 身を守る術も 自然には呆気なく持っていかれそうな気がします。

    温かいぶうたくんを抱き締めると 心がホッとしますね。
    河川敷の猫達は 逃げることができたかな。
    こんな時にはいつも 動物達が気にかかります。

  4. 今回初めて、日頃見慣れた川が
    どんなことになり得るのか知りました。

    日本は山と川と平野を持つ
    美しい国ですが
    山に降った雨の量が尋常でなければ
    とたんに平野も水浸しになるんですね。

    全てを流し去る水の威力の大きさは
    あまりに強大です。

    潟 の意味。
    真剣に考えたことなかった自分が恥ずかしい。

    tumaさん、隊長さん、ぶうたさん
    本当にご無事で良かったです。

  5. ★ 三匹の母さん
    大河津分水は小学校のバス遠足で見学に行ったのですが
    小学生の私には、守られているという認識が全くなく
    いまになって、下流の三条市から新潟市を守っていることを知りました。それまでの新潟平野は洪水で洗い流され、それは悲惨だったそうです。ところが、今回、信濃川の支流の近くに住む長岡市の親戚の家が浸水しました。バックウォーター現象らしいです。大河津分水が信濃川下流へも放流して、中流の信濃川の水位を下げてくれてていたら、免れたのではと思ってしまいました。素人考えの思い過ごしかもしれません。

    台風が来ると心配になります。雨風の中で事故が起きても避難は困難だと思います。廃炉作業中の福一は、いつもはすぐ異常なしの報道されるのですが。

    動物と暮らしていると避難もままならないことがあるので、災害には神経質になってしまいます。今回、避難所へ行くことをためらった飼い主さんや、首都圏では断れた飼い主さんがいたそうです

  6. ★ emihanaさん
    私も、想像力が足りなかったことを痛感しました。
    まさか、翌日に!
    青空の下で氾濫の危機が迫ることになろうとは。
    雨量の異常さにおののきますが
    千曲川の氾濫した場所は、以前から指摘されていたところだそうです。千曲川の浅川ダムの役割や作られたいきさつに驚いています。

    新潟平野の排水は、排水ポンプ頼みなので、停電してたらら「潟」がお目見えしていたかもしれません。

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